CASE 02 / EQUIPMENT
機器は置けても、
チラーの設置場所がない。
医療機器は、周辺設備まで含めて計画する。
モデルケース|医療機器の冷却用チラーを想定
導入する医療機器の仕様確認を進めたところ、チラーなどの冷却設備が必要と判明。機器本体は入るのに、屋外の設置場所や配管経路を確保できない。ここでは、そのような計画上の行き違いを考えます。
機器本体の寸法だけで
物件を決めてしまう。
冷却方式、必要電源、排熱、保守スペースなどの条件が未確定のまま、部屋の広さと搬入だけを確認する。
周辺設備まで含めて
設置できるか判断する。
メーカーの機種別設置条件を取得し、建物設備と照合したうえで、設置場所・工事費・保守方法を計画する。
チラーは、すべての機器に必要なのか
チラーは、循環液などを冷却して機器側の温度管理に用いる装置です。医療機器向けにも、MRIなどに対応する製品があります。
ただし、外付けチラーが必要か、既存設備を利用できるか、どの能力・構成が必要かは機種と建物条件によります。「MRIならすべて同じ設備が必要」とは判断せず、メーカーの最新の設置条件で確認します。
契約前に、メーカーと建物側で照合する項目
- 冷却方式と必要能力、許容する水温・流量などのメーカー指定条件
- 電源容量、配管経路、設置場所、必要な離隔・保守スペース
- 排熱・騒音・振動と、周辺への影響
- 機器重量や搬入経路、建物への固定・支持の条件
- 貸主・管理会社の承認と、共用部・屋外部分の利用可否
- 機器本体と冷却設備、それぞれの工事費・保守費・担当範囲
予算は「本体+周辺設備」で考える
医療機器の見積もりにチラーや配管・電気工事がどこまで含まれているかを確認します。メーカー、設備業者、内装業者の間で工事範囲に抜けや重複がないか、一覧にすると整理しやすくなります。
ここでは医療機器の冷却用チラーを想定しています。実際の必要設備・能力・費用は、導入機種と現地条件をもとにメーカー・設備設計者へ確認してください。
参考情報Filtrine:Siemens Healthineers MRI向けチラー製品情報(英語)→確認日:2026年10月18日
LET’S TALK ABOUT YOUR CLINIC
物件が決まる前から、
一緒に考えます。
診療方針、必要な設備、気になる費用。
今お考えのことから、ご相談ください。